Livin' on the Edge of Sanity

一寸先は闇。だがそれがいい。


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CYNIC "FOCUS"〜吼える獣に新たな可能性を見せつけ去っていったと思われていたが…!!?

Last Modified 20130317 Link切れ修正
CYNIC/FOCUS1. Veil of Maya
2. Celestial Voyage
3. Eagle Nature
4. Sentiment
5. I'm But a Wave to...
6. Uroboric Forms
7. Textures
8. How Could I

▼もう超有名です。レヴューも、検索したら存外たくさんひっかかる。
 その道を行く者たちにとっては必修科目みたいな一枚だし今更ですが、そもそもその道を行く人の絶対数が少ないし、何より最近リユニオンしたみたいだしね!ってマジか。(OfficialSite)

しかし、繰り返しになるのもつまらないので予め書いてしまうと、
大抵どのサイトでも書かれている、このバンドの音楽性に対する一般的な認識というのは、
Progressive (or Technical) Death.
でも他の同系統バンドと比べると、ちょっとJazz Rockっぽいよね。
何て言うの?知性っていうか高尚な感じがする。
あと、神秘的・幻想的・叙情的な美しさもあるし。でもぶっちゃけると変態?
うーん、無機的な感じもいいねぇ。
いやいやそれにしても唯一無二。てか伝説だし、みんな聴けよ。
と、こんな感じです。一部誇張してみましたが。
あと、比較対象として、DeathとかWatchTowerとか
(プログレから入った人の口からはDreamTheater)が出てくる確率が高いです。
Amazonで1人、「期待してたのと違ったー」って感じで書いてた人がいて、ある意味すごく参考になるレビューなんだけど、何故か批判的な意見にはみんな厳しいな(苦笑

かくいう私がこの作品で気に入っている所は、
とてもコンパクトにまとまってるところだったりします。
8曲で36分。やったね(何
さらに短いことも功を奏してか、捨て曲などは存在しません。

では毎度ながらダラダラ曲ごとにコメントを。
1. Veil of Maya (5:22)
 まず面食らうのは、Effect(EQ?PitchShifter?)処理されたクリーン声。多分、宇宙人っぽいイメージはこれが理由。そして、「それはどうなの?w」という、悪く言えば安っぽいHighTom音色。いや、もう結構インパクトあった。
 緩急のある楽曲で、ドラムは手数が多いしギターはよく動くしで、期待通りのテクニカルっぷり。織り重なって入ってくるデス声は、かなり聞きやすい部類に入ると思うが、これは好み次第か。
 アーミングから入るソロには、初めて聴いた時、かなりΣ(゚Д゚;エーッ! って気持ちになった。正直、速弾きなどとは別の次元でコピーしたくない。この辺のアプローチがJazz・Fusionっぽいなぁと思うのは私だけだろうか?Allan Holdsworthとか思い出した。
 女声コーラスが入ってくると、中近東という雰囲気も出てくるな。エジプトを想起した人がいたことも頷ける。でも今思い出したけど、マヤ文明ってメキシコ方面だ。


2. Celestial Voyage (3:39)
 ギターは16分でミュートしながら単音リフ(と簡単に言っても変拍子が入ってくるのでそう甘くはない)、あとペダルノート。
 やっぱり例のVocalが重なるせいで不思議な空間が醸し出される。
 この曲での緩急の「緩」は、ほんの2小節が数回差し込まれるだけで、全体的に走って終わる感じ。
 ボーっと聴いていて、気がついたらツーバスドコドコに注意が向かったりする、そんな1曲。
 天上での航海。胡散臭くなってまいりましたw


3. Eagle Nature (3:30)
 面倒な曲構成。イントロは「おお、プログレメタルー」って感じのフレーズで始まるんだけど、すぐにもあのハーモニーがかぶさってきて、やっぱりタダでは終わらない。
 「緩み」パートの美旋律が映える。エンディングは綺麗だけど、ちょっとフランジャーを掛けすぎな気も。
 タイトルが分かりにくいので、歌詞を読んだら余計解からなくなってしまった……意訳すると「調子に乗るな」ってこと?


4. Sentiment (4:23)
 Percussiveなイントロから、今回はギターが不穏な雰囲気をもたらしてくれる。一段と重い(音ではなく空気が)感じがするのは気のせい?気のせいだったらいいな。
 ギターソロに入る際のテンポチェンジはなかなか厳しい。というか、正直、強引じゃないかと思う。ドラムはさっきまでツーバス踏んでただけにかなりキツイ気がする。
 後半のコーラスは本数が増えて、ややこしくなっている模様。


5. I'm but a Wave to... (5:29)
 波のSEから、気持ち悪いアーミングと共にギターアルペジオ……クリーントーンだから余計にタチが悪い。かと思えば、ちゃんと綺麗な和音にも展開する何とも無茶な曲だ。実にアンバランスな構成。
 久しぶりにデス声が前に出てきた。後半はかなりメロデスっぽい。もちろん変拍子ばっかりなんだけど。


6. Uroboric Forms (3:32)
 頭っから"Self is the universe..."とか歌ってしまっている、まぁ、ある意味納得な一曲。タイトルについてはこちらを参照で。
 音楽的には一番激しい部分を持ち、ドラムに至ってはご愁傷様としか言いようがない手数の多さ。でも、多分みんなこういうのが好きだろうなぁと思う。聞きやすいし。


7. Textures (4:41)
 インストです。初めはKing Crimsonの"The ConstruKction of Light"みたいな感じで進行(例えが悪い
 途中、Steve Vaiが弾きそうなフレーズを挟んで、さっきまでの6曲は何だったのかというくらい穏やかな展開。気持ちいい。
 さらに曲は表情を変えて、実にJazzっぽく……うーん(*´д`)イイヨイイヨー…と思ってたら何か歪んだギターのPassageが混ざってきたよ…あれぇ、って気付いたら結局16分刻みのバッキングにツーバスかよww まぁ、カッコイイし有りか。
 その後、2回展開して、エンディングはイントロのアルペジオでF.O.


8. How Could I (5:28)
 打ち込みにも思えるちょっと意外な音色で始まるこの曲。しかし彼らに単調なリズムなど期待する方が無駄でした。
 1分保たずに、またしても強引なテンポチェンジ。そして垂れ流されるnegativeな歌詞。「どうして」といわれても、正直こっちが困る。「Egoはやっぱ必要なんだよ」とか、適当に言ってみるしかない。
 音楽を聴く分には面白いんだけど。歌詞はちょっとアレかもしれない。

振り返ってみると、持ち上げてるんだか叩いてるんだかよく分からんな。(あっれ〜?
これでも一応絶賛してるんですがね。
とりあえず、アルバム通してリズム楽器が大変なのは間違いない。
これらに比べるとギターとかはまだマシな予感。

▼で。
実はYouTubeに映像があるので、そのうちの一つにリンク(Textures)。場所がBerkeleyってのは、音楽院を連想してしまうなぁ。しかし、Cannibal CorpseやVaderの前座だったのか……
posted by Jinn-sin 18:44comments(0)trackbacks(0)





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