Livin' on the Edge of Sanity

一寸先は闇。だがそれがいい。





[映画][アニメ] 170218 公開30周年『王立宇宙軍 オネアミスの翼を観る』 @ 新文芸坐

新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol. 90公開30周年『王立宇宙軍 オネアミスの翼』を観る (WEBアニメスタイル)

 去年の10月振り。
[映画][アニメ] 新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol.87 西尾鉄也の仕事 (Livin' on the Edge of Sanity)

『王立宇宙軍 オネアミスの翼・パイロットフィルム』
『王立宇宙軍 オネアミスの翼〈サウンド・リニューアル版〉』(1987・1997)
『アベノ橋魔法☆商店街』(2002)
   1話「不思議! アベノ橋☆商店街」7話「回想! 魔法商店街☆誕生」
『トップをねらえ!&トップをねらえ2! 合体劇場版!!』(2006)

 個人的にはオネアミスは懐かしく、トップをねらえ!は、一度は観てみたいと思いつつ今に至っていた作品。

 オネアミスの翼は、何故か物心ついた時にはVHSにダビングされたものがあったんだよね。エヴァ観た後に「あっ、これもガイナックスだったんだ! しかもロゴが違う。」と感動したのも懐かしい。

 坂本龍一をデカイ音で聴けるってのも期待。
 トークショーでは普段後ろの方でご覧になっている方がシークレット・ゲストとしても登壇。それとは全然関係無いけど、島本さんが描く山賀さんの似顔絵は似てた。
 王立宇宙軍は、これを創る!って感じじゃなくて、山賀さんが「とりあえず(今後アピールするために)何か作らないとな」くらいの話だったってのは意外でした。そもそもガイナックスという会社もバンダイがスポンサーになるってことで、建前上会社という形態が必要だよねくらいなもので、恒常的な動機で立ち上げられたものではなかったらしい。岡田さんを巻き込むために「この作品はSFである」と勧誘した話も。

 パイロット版の音楽を聴いて想起したのが、ゲルニカの上野さんなんだけど、実際に完成版にもクレジットされててビビった。ちなみに、完成版には登場しないヒロインっぽいキャラクターは、ま、あの、パイロット版なんで(笑) 企画を通すために、ね。ナウシカくらいしか前例が無かったというのも面白い話だった。今と違って「○○っぽい、○○っぽく」という説明がまるでできなかったという話。やっぱりアニメに関しては、パイオニアの時代なんだよな。
 あと、実はパイロット版では「オネアミスの翼」という言葉は出てこない。「オネアミスの翼」は、ANAが協賛に入ったことが遠因らしい。(ANAの機内誌は「翼の王国」)
 「最初はリイクニの翼にされちゃったらしくて、まぁ、流石にそれはマズイよね」→しかし、翼は確定とのお達し→せめて名前の部分だけでも変更ちゅう流れらしいです。
 「リイクニはヒロインではない」でどよめく場内。まー、確かにそうだねー。

 王立宇宙軍 オネアミスの翼は、エンドロールおわったら、拍手が自然に巻き起こった。やっぱり打ち上げ時の庵野さんの描き込みは凄い。

 個人的には、今回大人になってから観て、だいぶ印象が変わったなー。昔はサッパリ理解してなかったんだなーと。
 あと、97年のサウンド・リニューアル版だったからか、ばっちしサラウンド。

 アベノ橋魔法☆商店街は、名前こそ知っていたけど観たことは無かった作品。たぶんBlu-rayだと思うんだけど、それでもちょっと劇場で見るには背景がしんどい感じ。

 イビキをかいてる人が居たら近くの人が起こすように注意書きが。「へー」と思って呟いただけでしたが、その直後に横の人を起こすことになろうとは。

 トップをねらえ!って(厳密かどうかはともかく)こんなに地球に居る人間との時間のズレを意識させる演出があったのね。同級生がどんどん年上になっていく。他の作品の色んなオマージュもあって面白い。
 「トップは熱い」とは聞いてたけど、日高さんがあんなに歪んだ声出せるとは思ってなかったので興奮した。


 トップをねらえ!30周年の際には3の話も、ってトークショーで出てたけど、2があの締め方したらなかなか難しい気が。
 1/2どちらも、ちょっと急展開すぎるとこはあったけど、選り抜き的なとこあるから、そこは仕方無かったかな。
 いやぁ、でもやっと観られて良かった。
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Youtubeニコニコちゃんねる(ゲーム・音楽以外)

Last Modified 20160421 旭さん追加 (Originally Posted 20100906 23:16)
動画単位ではなくて、ユーザー単位で映像を紹介していく。

旭(島人) さんの公開マイリスト ‐ ニコニコ動画:GINZA
 いつの間にか八丈島へ行っていた方。アウトドア動画として最近見始めました。アウトドア良いよね(インドア派

また前回から半年以上振りの第三弾はこの人。
なめこの人とは (ナメコノヒトとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
キャンピングカーは夢があって良いよね!

半年以上振りの第二弾がこの人。
カメ五郎とは (カメゴロウとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
『新島自給自足生活』のPV。↓
 動画編集技術も高まり、今かなり期待しているうp主さんです。体壊さなきゃいいが。

 4年ぶりにエントリ更新。いやぁまるでN◯K教育みたいだねw


記念すべき第一弾はこの人。
jimoto3 (お散歩浪花編|日々の雜記獺祭書屋)
 飛田遊郭(飛田新地)の映像で知ったんだけど、その他にも非常にアングラな好奇心くすぐる動画を多数上げていらっしゃる。ネタも素晴らしい一方、ちょっと加工するだけでずいぶん印象が違うんだなと感心。「はい撮りました、あげました」でもいいんだろうけど、ちょっとした手間でだいぶ違う。
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[映画][アニメ] 台風のノルダ(陽なたのアオシグレ)@TOHOシネマズ 新宿

「台風のノルダ」公式サイト「陽なたのアオシグレ」公式サイト

 行ってきました、TOHOシネマズ 新宿。まだできたてホヤホヤなんだよね。そして、でかい!写真撮ってる観光客も多かったです。都心で、IMAXデジタルシアター始め、DOLBY ATMOSやMediaMation MX4D(6月26日導入予定)などを体験できるのはとても素晴らしい。
 なお、ここは新宿コマ劇場の跡地です。

 今回は前日の深夜にネットでチケット購入(vit)。最前列でしたが、残1席だったので、それを購入。本公演は、上演時間が短いので1200円です。ちなみにSCREEN12は、70名強の一番小さなスクリーン。
 予め購入していたので、現地で全く待つことなく、4桁の数字と電話番号を入力するだけで、即チケット発券。めちゃ便利。来場者特典『台風のノルダ』絵コンテブックも、まだ貰えました。

 物販では、陽なたのアオシグレ Blu-ray 劇場先行発売版(数量限定)を購入。陳列は(見た感じ)されてなくて、レジで口頭で出してもらう。
 これは映像特典として、「フミコの告白」から「rain town」「ポレットのイス」まで収録されているという、これまでの集大成に近いパッケージ。(つか「フミコの告白」の方が「rain town」より先だったのか。「rain town」を先に知ったので、なんか勘違いしてた。)
 いずれ来たるはずの長編が、今から非常に待ち遠しいです。せっかくそこまで描き込むんであれば長編が欲しいよという本音。長編となれば勢いだけではもたないので、なかなか大変だとは思いますが、期待しちゃうよね。

陽なたのアオシグレ

 個人的には陽向(ヒナタ)の態度が腹立って仕方なかったですが、まぁ小学生だし、しゃあないか。
 基本的には妄想とファンタジーが物語を覆って進行していく一方で、最後の最後はノンフィクションとして理想的な落とし方をしているという、不思議な作品。実は語っているのは時雨(シグレ)だというところも一筋縄ではいかないというか、ちょっと捻った感じが良いですね。


台風のノルダ

 こちらは絵柄的にかなり一般受けするんじゃないかなーという感じ。設定だけ見て、男の子2人に女の子1人か〜と思っていたところ、良い意味で裏切られました。台風のノルダでは煽りでもモロに言ってますが、陽なたのアオシグレと同様、まず主題が非常に判りやすく設定されていて、そこへ向かって破天荒な脚本・演出で向かっていく構成になっています。

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[映画] WHIPLASH(邦題:セッション)@TOHOシネマズみゆき座

映画『セッション』 (公式)
 行ってきました。「平日のお昼時だし余裕でしょ」と思ってたらとんでもなかった。大入りでした。
 ちょっと見辛い、前から2列目で鑑賞することになりました。見上げる形になるので、首が疲れるね。また、そういう位置だったので、今回は音響についてもコメントは無しで。
 それはそうと、本編前の広告が多すぎな気がしました。何なんだあれは。

 さて。ネタバレは最後にちょろっと書くとして、この辺は印象を適当に。
 主人公は正直好きにはなれないキャラで、イライラさせられることが多かったですが、それだけマイルズ・テラーは良い演技だったというところですね。J・K・シモンズもとても良かった。スパイダーマン見たことある人からするとショックらしいです。
 脚本は「無茶苦茶だなー」と思いましたが、予想外ではありました。ドラミングの模写に、見ているこちらも力が入ってしまったというのも本当。……振り回されて結構疲れました。
 いろいろあったけど、最後は2人とも狂っているのだ。それで良いじゃないか。良いことにしとこう。


その他リンク

今年一“疲れる映画”「セッション」をみた人が放心状態… (NAVER まとめ)
 私も疲れた。何か一緒になって力んじゃうんだよね。

『セッション』特集 (ぴあ映画生活)
 『0.1秒のズレされも許さない』って、0が一つ足らないよ。『これまでの音楽映画にありがちな“ダメな主人公が特訓してステージで栄冠をつかみ撮る”というドラマはここにはない。』これはホントだった。栄光もクソも無い。

話題騒然のジャズ映画(?)『セッション』、絶対支持宣言! (Real Sound|リアルサウンド)
 監督の私情にも言及している、割りと的を得たレビュウなんではないかと。
>アメリカを中心に公開当初から一部のジャズミュージシャン、及びジャズファンからは、
>本作に対して批判的な意見が多く寄せられていた。
>日本でも先日、ジャズミュージシャンの菊地成孔氏がブログにアップした
>『セッション』に対する酷評がネット上で大きな話題となったが、
そうなんだ。 あぁ、これか。最初に『約1万6000文字という、大変な文字数で本作を酷評しますが、』と言ってくれている辺り、無駄が無くて優しい。

ネタバレ注意

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[LIVE] 喜多直毅クアルテット@初台・東京オペラシティ

Last Modified 20150801 リンク切れ削除
喜多直毅 Naoki Kita (公式Portal)
 行ってきました。私は1年ちょっと振りです。(→ 前回@渋谷・公園通りクラシックス

 今回は東京オペラシティ! 「リサイタル」ホールの方ですが、ホールですよホール!
 そういやコンサート目的でここに来るの初めてだわ……(いつもは4FのICCに行ってる)
 椅子が思っていたよりもしっかりしていて良かったです。体を預けて、ゆったり聴けました。

 告知は去年からやっていて、新譜 (CD, ハイレゾ音源配信) を聴いてから「今か今か」と待っていたので、チケットはすぐに購入。

 ただ、指定席では無かったので「どんなものかなぁ」と思っていました。開場時刻に現地へ到着してみると、玄関口の自動ドアの所まで列が伸びていたので、正直少し焦ったりww 結果的には映画館のように正にど真ん中に近い所に座ることができたので、これはこれで良かったかな。音量のこと考えたら、自分的にはもう少し前の列がベストだったかもしれません。その代わり、各楽器がソロを取った時の残響によるWet感は、ホールだからこそのもの。非常に艶やか。

 客層は予想通り、30過ぎたところの私から見ても、ご年配の方が多かったですね。着物をお召しの方もチラホラ。

PROGRAM

春 〜 少年兵のテーマ

 『春』は新譜でも1曲目に配されている楽曲。introのバンドネオンが情緒に溢れていて一気に引き込まれ、そこにVln.が絡まってきて堪らない気持ちになります。最後に「盛り上がりのピークが来た!」と思ったら、スッと引いていって、これから何かが始まっていく印象を与えていきます。
 続く『少年兵のテーマ』は、あたかもドラマを観ているかの様に場面(曲調)が変化していきます。曲は情景を想起させて聴き手を揺さぶり、少年兵が経たその時々の感情を追体験している気さえしてきます。

鉄条網のテーマ

 重たい。タイトルが只事ではない場面を予感させるように、そこで鳴る音は緊張感を持って、相応しい映像を呼び起こしていきます。

燃える村

 前半の山場。記憶がありません。
 この曲や少年兵のテーマ、鉄条網もテーマ、は次のアルバムに収録されるのかな……ワクワク

ふるさと

 初めと終わりの優しいメロディが好きです。ただ、内容的にはそれだけじゃなく、激しいパートも含まれていて、自然の厳しさとかも表現されてる気がします。カラスの鳴き声や風の音など、田舎の風景がそこに見えるかの様。

酒乱

 この曲も重たい。導入から低音押しで攻めてきますが、途中場面が切り替わって、酔っ払いがフラフラしてるのが見えます。で、また暴れだす。

 後半の山場。それぞれの楽器が、同じソロフレーズをなぞりながらジワジワ盛り上げていきます。中盤で現れる上昇フレーズの重ね合わせが急変を予感させ、叩きつけられるピアノ。そしてブレイクを挟んでのサビ。その後、Vln.が刻む中、バンドネオン → ピアノと情熱的なソロが続き、再度サビへ(今度は汽笛付き)。泣いちゃうんだよなぁ。

幻の冬

 長い曲ですが、半分ほど過ぎてから始まるパートが白眉かなと思っています。目まぐるしく変化する曲調。9分半あたりの長調の展開はズルい!ガンガン揺さぶってくるもんなぁ。

残された空

 この位置に、この曲はやはり良いです。(『酒乱』以降は新譜と同じ並び) 空だけがある風景。空だけはある風景。けれど、それは終わりでも何でもなくて、曲は、先への希望や萌芽を示唆しつつ優しく終わります。

 ここまできて、やっと拍手を送れます。アンコール無しの70分一本勝負ですが、「そりゃまぁそうだろう」と、観て納得する演奏。逆に何も挟まないからこそ、あの演奏なんだろうな、と。アンコールは本編の後では、蛇足になってしまうでしょう。
 本当に、不要なものは何も無く、濃密な時間を過ごせました。不思議と全ての曲は繋がっていて、映画を1本観たかのような、そんな印象を今回も残してくれました。感謝感謝。

 終演後のステージ上の挨拶にて、喜多さんは、新譜制作において度々口にしている、写真家 小島一郎氏への謝辞を。

 

他の方のレビュウ

喜多直毅クアルテット コンサート“Winter in a Vision -幻の冬-@東京オペラシティリサイタルホール (もとこの 音楽感想日記)
 >途中で肩当てを落として予定外の音が出てしまった時、
 >すぐに田辺さんが楽音ではない音を出して、
 >いわばフォローしていたのが素敵でした。
ありましたねぇ。

喜多直毅さんのカルテット拝聴。 (ユカポン♪ マリンバ修行中!)
 >コンサートホールで、内部奏法OKというのは、とても幸運。
Steinway でも何するものぞと。叩いて、擦って、押さえて。

2015年1月 (黒田京子の洗面器)
「1月29日(木) きりり」を御覧ください。


こちらは昔のPVですが、曲名も出るし、素敵なので再掲。
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[映画][アニメ] アップルシード アルファ APPLESEED ALPHA

アップルシード アルファ (公式)
 せっかく池袋まで出るので、もやしもん×純潔のマリア原画展以外も何か……と思っていたところ、ちょうど公開間も無い本作に白羽の矢を。
 場所はシネ・リーブルです。ルミネ池袋の8F。12時過ぎに着いたので、とりあえず13時からの分でチケット購入。余裕で良い席を取れました。あんまり宣伝打ってる感じじゃないもんね。
 対して、映画館は混んでました。スタッフが結構な頻度で上映中のマナー喚起やってたので、客同士のトラブルが結構多いんだと思いました。面倒な話です。

 で、上映までしばらく時間が空いたので同8Fの串揚げ屋「串亭」へ。最近、串揚げ食べたかったんだよね。昼からビールまで頼んじゃって、いやぁ最高です。スタッフの方も気が利いて気持ちが良いし、定食はご飯と味噌汁がおかわり自由です。ご飯の進む付け合せが多かったので、おかわりしちゃった。安くはないので頻繁には行けないけれど、まぁたまには良いでしょう。オススメです。

 さて、ではそろそろ本編の話題を。こっからはネタバレ有りですが、とりあえず言いたいことは、本作が気になってる人は賛否両論に振り回されることなく、映画館に行くなりパッケージを買うなり借りるなりして観ちゃいましょう。ってことです。現時点における、このベクトルの最先端には違いないのだ。

英語版もある。→ ▶ Appleseed Alpha - Trailer - YouTube
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[映画] 革命の子どもたち@ユーロスペース

映画『革命の子どもたち』公式サイト
 ユーロスペース1で観賞。トークイベント有。
 〔前提条件〕 私は31歳、男。結構、負の先入観を持って観に行った口です。


 この映画は(インタビューもしてんだから当たり前ですが)、基本的に対象寄りの映画です。公式サイトでも読める、監督のメッセージは
「1960年後半に日本で強まった抗議の精神について、またそのエネルギーがどこに  
消えてしまったのかを、日本の若い世代が考える助けになればと望んでいます。」
ハイ、考えましょう。

 ウルリケ・マインホフについては、脳手術してからおかしくなった説が展開されました。まぁ、全く影響なかったとは言いませんが。
 このエントリでは彼女については触れません。東西ドイツについても触れないといけないし、それこそ映画を見てもらった方が速いですね。

 日本人として取り上げたいのは、やっぱりもう一人の方です。ついでですし、ちょっと勉強も同時にやってみましょうか。

 もともと赤軍ってのはロシア(ソ連)の軍隊らしい。赤は共産主義の色ですよね。
 でも、日本においては専ら新左翼の印象があります。特に連合赤軍の印象が強いので、中二病こじらせた末、ガキみたいな理由を小難しく格好のよろしい言葉で塗りつぶし、正当化して殺し合ってる愚かな集団と思ってました。もとい、今でも思っています。
山岳ベース事件
  これ、最後に死亡メンバーの氏名が全部出てるのに、事件の経過のところでイニシャル
 トークしてる意味あるのかな?どこからかの引用だからか……?
あさま山荘事件はカップヌードル。

 一方、「革命の子どもたち」で採り上げられている重信房子は、日本において有名なもう1つの赤軍 “日本赤軍” で、連合赤軍とは別物なんですね。とは言っても、パレスチナ解放人民戦線(PFLP)と共に(彼・彼女らの言葉としては「共闘して」とかの方が良いのかな?)動いていたので、褒められたもんではないですが。
 PFLPは、テロ組織にもかかわらずパレスチナ解放機構に参加できてるみたいで、「ちょっとそれはどうなの?」と思ってしまうけれど、『パレスチナ解放』という最終的なゴールが一致してるから許容されてるのかな。私は無差別テロは許容できないです。

 にしても、彼女のデモ参加のきっかけが「大学の学費値上げ」への反対……って聞いて、やっぱり今の日本は余裕があって満たされてるんだろうなぁと考えながら観てました。今だったら、「反対だ反対!デモだ!」じゃなくて「まぁ仕方ないよね」ってなるし、そもそも「どうせ親が払うし」って思ってる学生も多いはず。
 当時はデモが一種の流行りだったのかも。逆に、今でもそういう風潮があれば、日本人は流されやすいから起こりうる気がします。
 ちゅうか、Wiki見て感じるのは、未だに国際手配が生きてて逃亡してるメンバー多すぎるな、ってことで。もう爺さん婆さんに近いから、大人しく理解者に匿われてるんじゃね?と思いますけどね(バレたら匿っている人も捕まりますが)。
 現在、重信房子は服役中です。けれど、公式サイト(パレスチナに愛を!)は動いてますね。悪い人ではないと感じますが、エントリを読むと、やっぱり思想の違い(というか「思想」というもの)に自覚的になります。少なくとも「リッダ闘争(テルアビブ空港乱射事件)」の内容って、全然評価できないです。只の犯罪じゃん。

 映画を観ていて予想外だったのは、現在もしょっちゅうニュースになっているパレスチナ問題とのリンクで、そこは興味深かったです。というか、未だに解決してないというのが、何というかいやはや。イギリスの三枚舌が諸悪の根源ですが、いつになったら解決するんでしょう。
 Youtubeとか覗くと、フィフィ重信メイがニュース番組で話をしてたりしてますね。その辺りを見ても、「今」と繋がってる話なんだな、と感じます。

 映画終了後のトークイベントについては全く意識していませんでした(「あれ?何でみんな帰らないんだろう」とか思ってましたw)が、当日は監督である足立正生氏が上映後に登壇。映画の内容に加え、現在のパレスチナ周辺のお話から、イスラエルという国についても触れられていました。(サービスに払っているお金の一部が知らぬ間にイスラエルへ渡っているかもよ、という話……) あと、シオニズムも。
 8/5はパンタさんが喋ってたみたい。「頭脳警察」という言葉も出した方が判りやすいと思うんだけど、まぁ、あえて外してるんでしょう。

 思想の左右はともかく、考えることは大事です。たぶん、テロリストとされる人々も途中までは一緒なんですよ。
知ろうとすること → 知ること → 考えようとすること → 考えること
→ 行動(表現)しようとすること → 行動(表現)すること
 自身を客観視すると、特に後半の部分がなぁ。どういう風にするのが一番良いのか。答えは未だ出ず。少なくとも、現状が良くないことは判っている。解かっているんだ。
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[映画] ジプシー・フラメンコ@ユーロスペース

ジプシー・フラメンコ
 ユーロスペースへは初めて行きました。名前は聞いたことがあったものの、渋谷という立地から、今まで行く機会が無かったのです。2つのスクリーンがあり、本作「ジプシー・フラメンコ」は大きい方(ユーロスペース2; 145席)で上映されています。

 観に行ったのがちょうど初日だったこともあり、ちょっとしたイベントが催されていました。

 細かいところは公式サイトの解説を読んでもらえればいいのですが、要はカルメン・アマジャ生誕100年を記念して制作されたドキュメンタリー作品です。


 映画はまさに上の「バルセロナ物語」の1シーンから始まります。

 内容としては、偉大な先人のフラメンコを継承していくっていうのがメインテーマですが、それだけではなく、小さな子どもの世代にもスポットを当てていることで、過去・現在・未来という王道のバランスが映し出されています。
 冒頭でバルセロナ物語を見て興奮していたフアニート少年がフラメンコ・シューズの生地を選ぶシーンは、実に微笑ましい。足型取ってる時にポーズ決めてるとこなんか、店のおばちゃんも思わず笑っちゃうよねww でも、既に結構ステップを踏めてるところが侮れない。やっぱりこの辺が文化なんでしょうか。
 カリメのお母さんウィニーも、めちゃくちゃ元気にステップ踏んじゃうし、若い楽器隊に「あんたらももっと足踏め」って叱咤しちゃうもんね。
 あとは舞台の稽古のシーンの合間に見られる、土地柄(町並みや風俗)も興味深いです。おっきな海と広い砂浜、素晴らしい。行きたい。

 サラウンドの音響も良い具合でしたよ。

 フラメンコの新しい一面を知ることのできる作品でした。あの高速ステップは見てるだけで圧倒され、こっちまで疲れます(笑)

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